最大上昇率は50%超え!? 4月に紹介した銘柄の振り返り

紹介した注目銘柄の株価の変化

今回の記事では、4月17日から4月24日の間に紹介した銘柄の株価の上昇率・下落率についてまとめました

4月17日から約一カ月間が経過し、大きく上昇した銘柄もあれば逆に下落してしまった銘柄もあります。上昇すると予想した銘柄の株価がその後、どの様に変動し推移しているのかを分析していきたいと思います

当初立てた成長シナリオ通りに変動したのであれば、まさに私の予想は正しかったと言えますが、すべての銘柄において仮説通りの動きをしたわけではありません。立てた仮説と異なる動きをしていた場合には、なぜそうなったのかということを考え、今後の銘柄分析に生かしていきたいと思います

3カ月程度の期間保有することを前提にオススメさせていただいたので、現段階で白黒つけるのではなく、1カ月間経った現在、今後もその銘柄を持ち続けてもいいのかどうかといった視点で分析・解説いたします。最後までぜひご覧ください

3902  メディカル・データ・ビジョン  4月17日紹介

4月17日終値:742円  5月22日終値:1127円  上昇率:51.8% 

期間中の最高値:1182円(5月22日)  期間中の最安値:713円(4月22日)

なんとメディカル・データ・ビジョンの株価は51%も上昇しました。国内では、医療機関内でのコロナウイルスの感染拡大を防ぐことを目的に、初診患者のオンライン診療が4月13日から一時的措置で解禁されるなど、今回の危機をきっかけに遠隔医療の普及が期待されています

同社は、デジタル医療に強みをもち、オンラインを介した独自の遠隔医療サービスであるリアルタイム診断などを提供しています。遠隔医療の普及が追い風となり業績面での恩恵を大きく受けると期待され買いが集まりました

国家戦略特区諮問会議でも、オンライン診療を今後は恒久的に認めるか否かといった議論がされていると報道されています。また同社は5月22日に、初診でオンライン診療実施医療機関を受診しても、より適切な医療を受けられるための新たなサービスを6月に開始すると発表しており、ここからさらに株価が成長する可能性もあります。

3565  アセンテック  4月20日紹介

4月20日終値:3265円  5月22日終値:3100円  下落率:5.05%

期間中の最高値:3400円(4月23日)  期間中の最安値:2797円(5月19日)

アセンテックの株価は、4月20日に紹介して以降徐々に下落してしまいました。同社は、仮想デスクトップのソリューションを提供するITインフラ企業で、仮想テレワーク環境を半日で構築できるシステムを提供している会社です。テレワーク関連銘柄として注目を集め、4月17日に上場来高値を更新したこともあり高値圏での利益確定売りが先行したことが下落の要因になったのではないかと思います

今後の見通しとしては、75日移動平均線を下値めどに上昇に転じる可能性が高いと考えます。4月17日に上場来高値を更新して以降下落していたものの、5月20日に75日移動平均線を前に反発し、週足で陽線を形成しました。また同社は、5月14日にテレワークビジネスの強化に向け株式会社ピー・ビーシステムズと業務提携すると発表したほか、5月19日にもテレワーク推進基盤整備を目指し株式会社理経と戦略的業務提携を発表しました。業務提携による相乗効果を期待した買いが入ることも見込まれます

6062  チャーム・ケア・コーポレーション  4月21日紹介

4月21日終値:806円  5月22日終値:891円  上昇率:10.5%

期間中の最高値:996円(5月12日)  期間中の最安値:765円(4月22日)

チャーム・ケア・コーポレーションの株価は安定的に上昇しました。同社は、近畿を中心に介護付き有料老人ホームを展開する企業です。業態的にコロナウイルスによる景気の後退がさほど業績に影響を及ぼさないと考えられるものの、コロナショックで株価は大きく下落しており、その分を取り戻す形で株価は上昇したのではないかと考えます。4月に当銘柄の株価上昇のシナリオを考えた際も、景気などの外部環境に影響を受けづらいことを上げてオススメさせていただいたので、まさに予想通りの結果になったと言えます

現段階での戦略としては、長期的には保有を継続、短期的には利益確定売りが良いのではないかと思います。2020年6月期の売上高見通しは、前年同期比+20.7%の増収を見込んでいます。21年6月期の見通しでも+20%の増収を予想しており、今後も高い成長が期待できます。一方で、短期での保有を考えているのであれば、現在の株価はコロナショック前の水準を取り戻していることもあり、利益確定をするタイミングとしては良いかもしれません

3925  ダブルスタンダード  4月22日紹介

4月22日終値:3855円  5月22日終値:4840円  上昇率:25.5%

期間中の最高値:4975円(5月14日)  期間中の最安値:3780円(4月24日)

ダブルスタンダードの株価も+25%と大きく上昇しました。5月13日に発表した2020年3月期の決算で、会社予想の売上高35億6000万円を約3%上回る36億6700万円で着地し増収増益となったことが好感され買いが集まりました。コロナによる影響についても決算短信の中で、「コロナウイルス感染症の拡大による業績への影響におきましては、現時点において軽微であると考えております」とし、21年3月期の見通しも従来通りの予想を据え置き、強気の姿勢を見せています

同社は、企業向けにビックデータを生成・提供と活用サービスの企画開発を行い、金融機関などの業務の省人化に貢献しています。今後も企業の省力化や業務の効率化を図る動きは活発に維持していくと予想され引き続き成長が見込める銘柄であると言えます。目先の株価は去年後半の水準である5000円から5500円程度を目指し上昇していくのではないかと考えます

3655  ブレインパッド  4月23日紹介

4月23日終値:5120円  5月22日終値:5080円  下落率:0.78%

期間中の最高値:5740円(5月12日)  期間中の最安値:4425円(5月18日)

ブレインパッドは小幅ながら下落してしまいました。5月14日に発表した2020年6月期の通期見通しを下方修正したことが嫌気されたことなどが主な下落要因であったと考えます。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、今年の2月頃より新規案件を獲得するための営業活動が制限され、当初予定していた20年6月期の売上高68億円は2.9%減の66億円に、営業利益は12億8000万円は15.6%の10億8000万円に下方修正すると発表しました

今後の1,2カ月間の株価は見通しづらい展開になっていると感じます。下方修正したものの前年同期比では増収のペースを保ってたことで、14日の発表後株価は大きく下落した後、ここ数日間は回復傾向にあります。一方で営業利益に関しては、前年同月比でマイナスとなったため、すぐに以前の上昇トレンドを取り戻せるかどうかは不透明な状況となっています

同社は、ビッグデータの分析を通じて顧客企業の経営改善を支援しており、企業のデジタル化が推進されるなかで高い成長が今後も見込めるため、長期的な視点では上昇していくことに期待が持てるのではないかと考えます

4436  ミンカブ・ジ・インフォノイド  4月24日紹介

4月24日終値:1200円  5月22日終値:1450円  上昇率:20.8%

期間中の最高値:1638円(5月20日)  期間中の最安値:1200円(4月24日の終値)

ミンカブ・ジ・インフォノイドの株価も大きく上昇し、5月20日の高値までであれば36.5%上がりました。ミンカブ・ジ・インフォノイドは『みんなの株式』『株探』などの株式メディア運営を行う企業です。コロナショックによる株価の暴落を機に投資に乗り出す人が増え、個人のネット証券口座の開設が急増しているというニュースが多々ありました。株式に関する情報を提供する同社への業績が上がるのではないかという期待が、同社の株価を押し上げたのではないかと考えます

5月12日に発表した決算でも、「株式情報メディアが継続して成長したことに加え、外国為替の情報メディアの収益寄与も拡大し、2020年3月期の当社グループが運営するメディアサイト合計の月間平均ユニークユーザー数は778万人(前期比198万人増)に達した」と発表しました。その他の事業に関しても概ね順調に推移しているとのことでした

今後も継続して個人投資家が増え続けるということは考えづらいため、大きく上昇している今の段階で利益を確定させるのも良い判断ではないかと思います。コロナショックによる株価の急落という特需があったことによる一時的な会員数の増加の可能性も高いと言えます

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