7月8日 注目銘柄 新光電気工業

注目銘柄 6967 新光電気工業

新光電気工業は“半導体パッケージ”の総合メーカーです。パソコンやサーバーのCPUをはじめとした高性能なICに使用されている「フリップチップタイプパッケージ」から、メモリーやコントローラー、自動車向けなどに採用されている「プラスチックBGA基板」などの製造・販売を行っています

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークや巣ごもり消費等の浸透により、パソコンやデータセンター向けの「フリップチップタイプパッケージ」の需要が今後さらに増加していくと予想されます。それらの需要を汲み取り成長が期待できる同社は、注目の銘柄です

「半導体パッケージ」は、スマートフォンなどの電化製品の頭脳ともいえるICチップを他の部品と電気的に接続し、その能力を最大限に引き出す重要な機能を担っており、半導体パッケージの小型化と高機能化が電気製品の進化には必要不可欠です。同社が提供する「フリップチップタイプパッケージ」と呼ばれる半導体パッケージは、薄基板・薄チップ・薄モールドで低背・低反りを実現。優れた生産性を発揮し、他社製品より高い優位性があると言えます

コロナ禍を機に在宅勤務やオンライン教育が拡大し、世界中でデータ通信量が急増していことなどを受け、6日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が、史上最高値を更新しました。また国内でも、NTTコミュニケーションズが発表した6月上旬のデータ通信量は、コロナウイルスの感染が国内で拡大する前の2月下旬と比較しても2割以上多いことがわかっています。このような環境の中、企業のデータセンターに対する設備投資が旺盛になっていくと見込まれ、サーバー向け半導体需要が今後さらに加速するのではないかと考えられます

当初未定としていた2021年3月期の連結業績予想を6月12日に公表し、売上高が前年同期比+15.3%の1711億円、営業利益は同約3倍の107億になる見通しであるとしました。同社が2018年より、サーバー向けを始めとする高性能半導体の需要拡大を捉えるべく、高丘工場(長野県中野市)において大型の設備投資を展開してきた「フリップチップタイプパッケージ」の生産ラインが、2020 年度後半より量産稼働を開始することが決まるなど、業績に強い追い風が吹いています

12日の増収・増益のニュースを受け翌営業日の株価は前日比で12%を超える上昇をしました。その後短期的な過熱感などから売りが優勢となり一度調整局面を経て、再び7月に入り上昇の勢いを強めています。株価は10年来の高値を更し戻り待ちの売りが出にくい水準にあることに加え、信用倍率も依然3倍と高い水準にあることから、今後さらに上値を追う展開が期待できます

7月7日終値:1588円  目標株価:2000円  損切りライン:1300円  保有期間:4カ月間

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