7月10日 注目銘柄(SCREENホールディングス)

注目銘柄 7735 SCREENホールディングス

SCREENホールディングスは半導体製造装置を主力に、印刷関連機器の開発、製造、販売を行う「グラフィックアーツ機器事業」、ディスプレー製造装置および成膜装置の開発、製造、販売を行う「ディスプレー製造装置および成膜装置事業」や、プリント基板関連機器の開発、製造、販売を「プリント基板関連機器事業」があります

主力の半導体製造装置は洗浄分野に強みを持ち、ウェハーに薬液を吹き付けて1枚ずつ洗浄する「枚葉式洗浄装置」、複数枚のウエハーを薬液などに浸して洗浄する「バッチ式洗浄装置」、ウエハーを柔らかいブラシと純水で洗浄する「スピンスクラバー」の3種類の洗浄装置分野で世界トップシェアを誇ります

2020年3月期は、データセンターやスマートフォン向け需要の低迷などを背景にメモリーメーカー向けの売上が落ち込みました。しかし、昨今の新型コロナウイルスの感染の拡大が、ビデオ会議やオンライン授業の普及、動画視聴の増加につながり、データセンターの増設に伴って半導体メモリーの市況は回復基調が続くと見込まれています。ウエハーの不純物や薬品を取り除く「洗浄」は、製造工程の30%近くを占めており、洗浄装置で世界シェアを握る同社は、半導体市況の回復に合わせ業績が上向く可能性が高く注目の銘柄です

また、19年1月に滋賀県彦根市で稼働したスクリンの新工場では、天井走行のロボットや部品の自動仕分け機を導入し、納期を従来に比べ3割短い約60日に短縮。彦根新工場の稼働率が上がるほど、スクリンの利益率は高まるとされており、今後の採算改善に期待ができます

新型コロナウイルスの感染症による影響を合理的に算定することが困難だとし、2021年3月期の連結業績予想について未定としているものの、半導体製造装置業の顧客からの受注状況も良好で、部品調達などのサプライチェーンへの影響も軽微であることから、業績は前年同期比でプラスになると同社は見込んでいます

株価は、年初来からの上昇率が-28.9%、200日移動平均線からの乖離率も-12.4%(同業の東京エレクトロンの場合は、年初からの上昇率は+24%、200日移動平均線からの乖離は+29.5%)となっており、年初来高値や10年来高値を更新している他の半導体銘柄と比べても割高感に乏しく、今後の上値余地が十分にある銘柄であると言えます

7月10日終値:5270円  目標株価:6400円  損切りライン:4600円  保有期間:3.5カ月間

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