最大上昇率は29%!? 注目銘柄の振り返り(6月8日~6月12日分)

紹介した注目銘柄の株価の変化

今回の記事では、6月8日から6月12日の間に紹介した銘柄の株価の上昇率・下落率についてまとめました

6月8日から約一カ月間が経過し、大きく上昇した銘柄もあれば逆に下落してしまった銘柄もあります。上昇すると予想した銘柄の株価がその後、どの様に変動し推移しているのかを分析していきたいと思います

当初立てた成長シナリオ通りに変動したのであれば、まさに私の予想は正しかったと言えますが、すべての銘柄において仮説通りの動きをしたわけではありません。立てた仮説と異なる動きをしていた場合には、なぜそうなったのかということを考え、今後の銘柄分析に生かしていきたいと思います

3カ月程度の期間保有することを前提にオススメさせていただいたので、現段階で白黒つけるのではなく、1カ月間経った現在、今後もその銘柄を持ち続けてもいいのかどうかといった視点で分析・解説いたします。最後までぜひご覧ください

(6月1日から6月5日の間に紹介した銘柄の株価の上昇率・下落率についてのまとめはこちら

6月8日紹介 9519 レノバ

6月8日終値:897円  7月10日終値:1020円  上昇率:13.7%  目標株価:1200円  損切りライン:800円

期間内最高値:1059円(7月8日)  期間内の最安値:888円(6月12日)  

レノバの株価は13%上昇しました。個別銘柄としての目立ったニュースはなく、株価は900円から1000円程度のレンジを形成していました。5月7日の決算発表を受け、株価は大きく下落したものの900円を目安に下限をつけています。ここ数日は、直近のレンジ上値である1000円を終値で上回る日も出てきており、来期の増収予想に向け株価は徐々に昨年の水準を目指し上昇の勢いをつけているように見受けられます。政府が洋上風力発電の「有望区域」に指定する秋田県由利本荘市沖での入札に先立ち、建設業者を選定するなど大型プロジェクトの進展にむけ着実に計画を進めて行っています

世界的な脱炭素化の潮流を背景に、国内外の再生可能エネルギー市場は拡大しおり、「再生可能エネルギー発電事業」を主力とする同社は今後も安定した成長が期待できるとし、注目銘柄として紹介しました。成長シナリオも以前と変わらないため、目標株価や損切りラインに到達するまでは、保有を継続することをお勧めします

6月9日紹介 6533 Orchestra Holdings 目標株価達成!!

6月9日終値:1323円  7月10日終値:1590円  上昇率:20.1%  目標株価:1600円  損切りライン:1200円

期間内の最高値:1894円(6月22日)  期間内の最安値:1213円(6月12日)

Orchestra Holdingsの株価は最大で43%を超える上昇をし、目標株価を達成しました。同社は、クライアント企業のデジタルマーケティング施策に関するトータルソリューションを提供する「デジタルマーケティング事業」を中核に、大手企業を対象としたクラウドインテグレーションやWEBシステム開発といった「デジタルトランスフォーメーション事業」等を展開しています。リモートワーク需要の高まりから今後もクラウドファーストに向けた動きが加速していくと予想され、同社に注目が集まったことなどが株価の上昇要因になったと考えます

5月15日に発表した2020年12月期第1四半期の決算では、コロナウイルスの影響を微減に抑え、売上・営業利益はともに大幅に増加しました。20年12月期通期の業績見通しも、売上高が前年同月比で+21%の113億円、営業利益も同+13.7%の6億円と増収増益を見込んでいます。株価は上場来高値を更新し、去年の株価水準を大きく超える価格で推移していたことから、利益確定売りなどに押され6月22日以降は弱含みの展開となっています。紹介した日からも大きく上昇しているため、ここらで利益を確定するのをお勧めします

6月10日 3328 BEENOS  損切りラインに抵触

6月10日終値:1076円  7月10日終値:1116円  上昇率:3.71%  目標株価:1300円  損切りライン:970円

期間内の最高値:1189円(7月9日)  期間内の最安値:946円(6月12日)

BEENOSの株価はわずかながら上昇したものの、6月11日から続いた下落で損切りラインを下回ってしまいました。目立った個別の材料がない中で、相場全体の下落に合わせ軟調な動きとなりました。しかしその後は、75日移動平均線を下値目途に株価は持ち直し始めており、徐々に以前の上昇トレンドに戻り始めています

同社は、ECサイトの海外販路の拡大をサポートするサービスや、ネット買取販売などの事業を展開する企業です。株式会社メルカリと提携し開始した代理購入サービスが堅調なことに加え、世界的なデジタル化の加速により、インターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引(EC)の需要が高まっており、注目銘柄として紹介しました。株価はコロナショックから回復しつつあるもの、依然去年の水準よりは低い価格で推移しています。コロナウイルの感染拡大でイベントなどの中止が続きグッズの売上が伸び悩んでいることもあり、コロナウイルがある程度収束するまでは去年の株価水準に戻る可能性は低いのではないかと考えます

6月11日紹介 6088 シグマクシス  損切りラインに抵触

6月11日終値:1896円  7月10日終値:1511円  下落率:20.3%  目標株価:2300円  損切りライン:1600円

期間内の最高値:1896円(6月11日)  期間内の最安値:1435円(7月3日)

シグマクシスの株価は、6月26日を境に大きく下落しました。航空業界の企業を主要な顧客とていたことで、新型コロナウイルスの新規の感染者数の増加などが、下落の要因になったと考えられます。新型コロナウイルスによる業績への影響を算定することができないため、2021年3月期の連結業績予想についても未定としています

同社は、企業の経営課題を解決するコンサルティング企業です。複数のプロジェクトの進捗管理を行うPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)や、基幹システム(ERP)クラウド化サービスなどを提供しており、企業のデジタル・トランスフォーメーション促進を支援する業務に強みを持っています。今後はコロナによるテレワークの普及によるシステム需要の取り込みも見込まれるこから、注目銘柄として紹介しました。同社は航空業界を主要な取引先としていることから、新型コロナウイルスの収束の兆しが見えるまでは、株価はやや弱含みの動きになるのではないかと考えます

6月12日 6918 アバールデータ  目標株価達成!!

6月12日終値:2596円  7月10日終値:3370円  上昇率:29.8%  目標株価:3200円  損切りライン:2300円

期間内の最高値:3600円(7月10日)  期間内の最安値:2405円(6月15日)

アバールデータの株価は最大で38%を超える上昇をし目標株価を達成しました。新型コロナウイルスの感染の拡大が、ビデオ会議やオンライン授業の普及し始めています。それに合わせてデータ通信量が増加し、データセンター向け半導体の需要が拡大すると見込まれ、半導体製造装置を受託生産する同社の株価が上昇したと考えます。それに加え、働き方改革の推進による工場の自動化に対する需要も堅調に推移すると見込まれ、ファクトリーオートメーション関係に多く商品を提供する同社に、業績の上振れ期待が高まったと言えます

同社は、工場などで使われる装置へ組込むモジュール(部品)の製造・販売をしている企業で、主に自社製品と受託製品の2種類を扱っています。自社製品では組込みモジュール、画像処理モジュール、計測通信機器など、受託製品においては半導体製造装置関連、産業用制御機器、計測機器などを提供しています。工場の自動化や半導体に対する需要は底堅く推移していくとみられますが、株価は紹介したひから大きく上昇しており、ここらで利益確定するのをお勧めします

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