紹介銘柄の振り返り 6月15日~6月20日紹介分

今回の記事では、6月15日から6月20日の間に紹介した銘柄の株価の上昇率・下落率についてまとめました

6月15日から約一カ月間が経過し、大きく上昇した銘柄もあれば逆に下落してしまった銘柄もあります。上昇すると予想した銘柄の株価がその後、どの様に変動し推移しているのかを分析していきたいと思います

当初立てた成長シナリオ通りに変動したのであれば、まさに私の予想は正しかったと言えますが、すべての銘柄において仮説通りの動きをしたわけではありません。立てた仮説と異なる動きをしていた場合には、なぜそうなったのかということを考え、今後の銘柄分析に生かしていきたいと思います

3カ月程度の期間保有することを前提にオススメさせていただいたので、現段階で白黒つけるのではなく、1カ月間経った現在、今後もその銘柄を持ち続けてもいいのかどうかといった視点で分析・解説いたします。最後までぜひご覧ください

(6月8日から6月12日の間に紹介した銘柄の株価の上昇率・下落率についてのまとめはこちら

6月15日紹介 6077 N・フィールド

6月15日終値:529円  7月19日終値:477円  下落率:9.82%  目標株価:630円  損切りライン:470円

期間内最高値:596円(6月23日)  期間内最安値:474円(7月19日)

N・フィールドの株価は10%程度下落してしまいました。考えられる主な下落要因は2点あります。1点目は、株価が去年の水準に達したことで、利益確定売りがでやすく上値が重くなってしまったことが挙げられます。昨年の後半以降、株価は600円から700円のレンジ内で推移していましたが、今年6月に入り600円を超えてきたことで、戻り待ちの売りが先行しました。2点目は、同社の訪問看護ステーションに勤務する従業員が新型コロナウイルスに感染し、該当のステーションが一時閉鎖したことです。休止事業所が1事業所のみであるものの、発表を受けて株価は数日間続落するなど弱含みの展開となりました

N・フィールドは、精神疾患を持つ方を対象とした訪問看護を行っており、精神科に特化した訪問看護の会社として唯一、全国展開をしています。病院等特定の系列に属さない独立型運営のため、広域かつ柔軟に地域の支援施設や団体と連携ができることなどに強みを持っています。経験が豊富な看護師の在籍数が増えたことで、看護師1名当たりの訪問件数(稼働)は前年同四半期比4件増の89件と、採算が改善し営業利益が上向きつつあります。株価は損切りライン手前ではありますが、保有を継続することをお勧めします

 

6月16日紹介 3150 グリムス  損切りラインに抵触

6月16日終値:3250円  7月19日:3320円  上昇率:2.15%  目標株価:3700円  損切りライン:3000円

期間内最高値:3450円(6月17日)  期間内最安値:2706円(7月2日)

グリムスの株価は僅かながら上昇しましたが、期間内に損切りラインに抵触してしまいました。年初来からの株価上昇率は6月17日時点で50%に達し、高値圏での利益確定売りに押され下落してしまったのではないかと考えます。下落後は、25日移動平均線を目安に反発し始め、ジャスダック市場から2部市場への切り替えや、連続最高益を背景に上昇トレンドを取り戻しつつあります。利益確定売りが一巡したことから、今後さらに上値を追う展開も期待できそうです

「エネルギーコストソリューション事業」においては、業務用エアコン・トランス・コンプレッサーなどの省エネ設備の販売が現在好調で、今後も電力コストの削減を可能とする電子ブレーカーとあわせ拡大が続く見込みです。「スマートハウスプロジェクト事業」についても、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件に伴う住宅蓄電池市場は、2020年度から2021年度にかけておよそ32%増加する予想であり、蓄電池の販売を行う同社はそれらの需要を取り込みさらに成長していくことが見込まれます

6月17日紹介 3776 ブロードバンドタワー  損切りラインに抵触

6月17日終値:235円  7月19日:197円  下落率:16.1%  目標株価:290円  損切りライン:200円

期間内最高値:239円(6月23日)  期間内最安値:195円(7月19日)

ブロードバンドタワーの株価は16%を超える大きな下落となり、損切りラインを割ってしました。考えられる下落要因は複数ありますが、利益率の高いデータセンターサービスの運用受託業務の売り上げが減少することにより、採算が悪化してしまっている事。また、新型コロナウイルスの影響を受け、新規受注案件が減っていることなどが主因であると言えます。株価は紹介したひから徐々に下がり始め、200日移動平均線をも割り込んでいます。反発の目途が見えづ、ここからさらに下落していく可能性もあり警戒が必要です

ブロードバンドタワーは、インターネット環境を支えるデータセンターの運営を主力に、自然言語解析技術を活用したAIソリューションの提供や、ケーブルテレビの放送など複数の事業を行っています。新型コロナウイルスの感染収束後もテレワークなどの拡充に伴うデータ通信量の増加が続き、データセンター需要は底堅く推移していくと予想され注目銘柄として紹介しました

6月19日紹介 4062 イビデン  

6月19日終値:3045円  7月19日:2978円  下落率:2.2%  目標株価:3800円  損切りライン:2700円

期間内最高値:3230円(7月9日)  期間内最安値:2961円(7月16日)

イビデンの株価は、紹介した日から穏やかに上昇していたものの、直近はやや下落気味で推移しています。同社は、パソコンやスマートフォンの頭脳にあたるICチップを載せる「ICパッケージ基板」の製造及び販売を行っている会社です。米インテル向を主軸としているため、インテルの決算を前に、高値圏での利益確定売りがでやすかったのではないかと考えます。来週のインテルの決算発表が行われるまでは、大きく上にも下にも動かない状況になるとみられますが、足元ではテレワークなどの拡大でサーバー向け半導体の需要が高まっており、中・長期的に株価の上昇が見込める銘柄であると言えます

データ通信量の増加及び通信スピードの加速化が世界的に成長しており、データの処理能力を高めようと企業のデータセンターや通信インフラなどに対する投資が進むと見込まれています。データをさばく複雑な演算処理にはICチップの機能を十分に発揮するパッケージ基板が欠かせないため、付加価値の高いパッケージ基板を提供する同社の需要が高まることが予想され、注目銘柄として紹介しました

6月19日 1417 ミライト・ホールディングス

6月19日終値:1580円  7月19日:1589円  上昇率:0.56%  目標株価:1800円  損切りライン:1420円

期間内最高値:1656円(6月30日)  期間内最安値:1518円(7月10日)

ミライト・ホールディングスの株価は紹介した日から、概ね1550円から1650円のレンジの中で推移しています。特に個別で目立った材料がなかったことや、相場全体も同様に動きが少なかったため、上振れも下振れもせずといった展開になっています。同社は、NTTグループ向けの固定通信設備の建設・保守・運用を行う「NTT事業」や、モバイルキャリア向け通信設備の建設・保守・運用等を行う「マルチキャリア事業」があります。国内の5G基地局の数は圧倒的に足りておらず、総務省は23年度末に国内の5G基地局を21万局(従来目標の3倍)に増やしており、今後の5Gの商用化に合わせ更なる成長が期待できるため、株の保有継続をお勧めします

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