7月24日 注目銘柄 トレンドマイクロ 

本日の注目銘柄 4704 トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、コンピュータウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」などを個人・法人向けに販売を行っており、国内ではトップシェア、世界でも3位のシェアを誇ります。その他にも法人向けに、重要情報の窃取を目的に継続的に執拗に行われる「標準型サイバー攻撃」や、身代金要求目的の不正プログラム「ランサムウェア」といった近年多発するサイバー攻撃に対するセキュリティーサービスを幅広く展開しています

新型コロナウイルスの感染拡大により在宅勤務が進んだことで、侵入経路が増えサイバー攻撃がしやすい環境になっています。さらに、社内でシステムに接続するのに比べ、自宅からインターネット経由で接続すると安全性が下がることなどから、年々増え続けているサイバー攻撃の被害数にテレワークの浸透が拍車をかけています。このような状況の中、セキュリティ業界で高いシェアを握る同社の引き合いは強く、今後の業績上振れ期待が高まります

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の調査で、世界から日本への攻撃関連通信は、2017年に108億回だったのが2019年には2.4倍の256億回に増加しています。また同社の集計では、6月に発見された新型コロナ関連のマルウエア(悪意あるソフトウエアの総称)が2272件に達し、2月と比べ30倍以上に増えるなど、コロナ禍を機にサイバー攻撃の増加件数が以前に増して加速しています

2020年12月期の連結業績予想についても、5Gの本格導入やIOT関連製品の普及、キャッシュレス決済といったITサービスの利用拡大に伴いサイバー攻撃が猛威を振るい、売上高が前年同期比+5.5%の1742億円になる見通しです。営業利益は前年同期比で変わらずの377億円を予想しているものの、足元では新型コロナウイルス感染症の世界的拡大における法人・個人を問わない生活様式の変化を狙った新たな攻撃といった需要が生まれており、想定を超える収益獲得による、業績の上方修正の可能性もありそうです。株価は6月以降軟調な動きをしていたものの6000円程度を目安に下値をつけ、7月に入ってから徐々に反発し始めています。年初からの騰落率も10%程度と過熱感も乏しく、ここからさらに上値を目指す余地のある銘柄であると言えます

6月22日終値:6260円  目標株価:7500円  損切りライン:5680円  保有期間:4カ月間

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